2013年8月3日土曜日

メルマガVol.8 2013年8月3日

『♪ホーリーショップ 月船メルマガ通信8♪』
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           《《 月船から御挨拶  》》

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       《《 久美子の月船物語 第八章 》》


 ★インド カルカッタの物語★

 私の生まれて初めての海外旅行はインドでした。
 古代から伝わる精神文化の国インドで私は、大きな気づきを得ることになりました。
 私達は、サムシンググレート(大いなるもの)に導かれ守られて生きているのだと・・・。

 32年前の21才の時、友達と三人でインドに行くことになりました。
 「インド帰り」の一彦さん(店長)は、その頃、タバコからカバンからファッションまでインド一色でした。
 私のインド行きも大賛成で、いろいろに準備を手伝ってくれました。
 そして、二つのことを注意してくれたのです。

 「インドに着いたら、インドエアーラインの社員だと声をかけられてもついて行かないこと!」
 そして、「絶対に生水は飲んではいけない!」・・・と。

 インドのカルカッタ空港へ着いたのは夜でした。
 忘れもしません。空港から出てきた私達目がけて、たくさんの子どもたちが「バクシーシー、バクシーシー」(おめぐみを)
 と言ってわれ先に手を出してきます。
 なんとかその中をぬけていくと、片腕のないお母さんが赤ちゃんを抱いて「バクシーシー」と迫ってきます。
 初めて見るショッキングな光景に、恵むどころかその場から走って逃げだしてしまいました。
 四年前に久々にインドを訪ねたのですが、30年前のそのような光景は目にしませんでした。若かった私の心に今でも残っている光景です。

 なんとかその日はホテルに泊まり、次の朝のことです。
 昨夜のこともあり、これからの旅に不安を感じていました。

 そこに流暢な英語を話すインド人の紳士が声をかけてきました。
 「どこからきたの?」
 「今日はどこにいくの?」
 とても優しく聞いてくれます。
 そして「お祭りがあるから連れていってあげるよ!」と言ってくれたのです。
 とても親切な人だったので、一緒に行くことにしました。

 私たちを乗せたタクシーは20分位走ったでしょうか?賑やかな町の商店街で停まりました。
 その一角のサリーのお店の中に入るようにうながされました。
 私たちがお店に入ったとたん、店の入り口を男の人三人でふさいでしまいました。
 そして、私達にあらゆる柄のサリーを見せ続けるのでした。
 
これは買わない限り出してもらえないと理解した私たちは皆で相談して一枚のサリーを買い、やっと外に出してもらえたのです。
それでも、私は、私達をここに連れてきた紳士はサリーのお買い物の後に必ず、お祭りに連れていってくれると思っていました。
それなのにその紳士はお店の外に私達を放り出すと「バイバーイ!!」と言って手をふるのです。
 これにはびっくりしました。
 
 だって、私たち今自分達がカルカッタのどの場所にいるのかさえもわからなかったのですから。。。
 インドの雑踏の中で正真正銘の迷子です。
 「インドエアーライン」と名乗らなくても騙す人いるんだ・・・とその時初めてわかったのでした。

 そこは、インドの中のインド、カルカッタの中心部でした。
 外国人は一人も歩いていませんでした。
 道端で寝ている人、物を売っている人、大勢のインド人の中でどこに向かって歩いていいのかもわからない私達は、絶体絶命のピンチでした。

 そんな時でした。
 向こうからやってくる人が
 
 「くみこ~!」   と私の名前を呼ぶのです。
  
 え~~~!こんなところで私を知っている人がいるの!?・・・と思ったら、その声の主はインド人でした。
  どうして私の名前がわかったのかな?と思ったら、私はkumikoとプリントされたTシャツを着ていたのでした。
 久美子という日本の響きを持つ名前が懐かしかったようです。
 『ジョイデブ』と名乗る品性のある好青年は、日本に留学経験のある日本語ペラペラのインド人でした。

 私達の仲間の一人は、また騙されるだけだから、さっさと行こうと言うのですが、そんなに悪い人には見えません。
 ジョイデブくんを信じよう!と私たちは天の助けと思って、ジョイデブくんについて行くことにしました。
 その頃の私は祈ることも知りませんでしたが、神様は私達を見離しませんでした。

 ジョイデブくんと二人の友人は、カルカッタの美術館の館長さんの御子息をはじめ、とても恵まれた青年達でした。
 そのまま、その中の一人の青年の家に連れて行ってくれました。
 その家のお母さんと妹さんと二人で、私達三人にサリーを着せてくれたのです。
 入り口をふさがれることもなく、美味しいお茶にお菓子を御馳走になりました。

 助けれられた上に、お世話になった日本からのお客様として大変あたたかいおもてなしを受けたのでした。

 そしてなんと、ジョイデブくんのお父様達が、主催している「お祭り」に今度は嘘じゃなく、本当に連れて行ってくれました。
 なんとも楽しい時間を過ごしたのです。

 ジョイデブくんは、長年日本語を勉強していました。その日本語の先生はインドの日本大使夫人でした。
 先生に私達を会わせたいと、大使夫人の家までつれていってくれました。
 優しそうな素敵な大使夫人にご挨拶して家を出たところ、あわてて大使夫人が追いかけて出ていらっしゃいました。
 「あなたパスポート忘れている。ここで良かった。」・・・と。
 インドでパスポートを忘れたら二度と返ってこないのだそうです。
 
 また、ここでも大使夫人に助けられました。
 あ~~ここで良かった!!また守られたことに心より感謝がわきあがってきました。                                                                 

  そんな私達にジョイデブくんは、こう尋ねたのです。
 「あなた達は何を信じて生きていますか?僕はヒンズー教徒です。」
 
 え~そんなもの何もないよー!!お正月は神社。でも家は仏教(何宗か知らない)。クリスマスはイエス様???
 「何も信じていない」と答えたら、ジョイデブくんはものすご~くびっくりして「それでよく生きていられるね!!」と言ったので  した。

 衝撃的な言葉でした。

 「えっ!!日本じゃ普通だけど。。」

 私たち三人の未来を心配したジョイデブくんは、「貴方達は日本人だから、お寺に行きましょう」とカルカッタの仏教寺院に案内してくれました。
そして、三人並んでポクポクと木魚をたたかされるのでした。
 なんか、とても不思議な気持ちでした。

 でもよくわからないけど、何かに守られている・・・と感じながらポクポクと叩いていました。

 お別れの晩餐会、中華のレストランでジョイデブくんとご飯を食べようとした時、グラスにお水を注いでくれようとしました。  
三人は「インドの生水は飲めない」と断ると、とても悲しそうに

「日本に行った時、日本の水を飲んで僕はお腹こわしました。インドの水は汚いと言われるけど、世界中、空から降る雨は皆同じです。日本もインドも同じ水です。」   
と言うのです。

 なんだかほんとうにそうだな~と思って、三人で生水を一気に飲み干しました。
 そんな時、お腹は大丈夫なのですね!!(いつもそうとは限らない)

 たった三日間の出会いだったのに、ジョイデブくんとお別れの朝、たくさんの感謝とともに、とてもお別れがつらかったのを覚  
えています。ネパールへの航空券の手配までしてくれたカルカッタの空港でお互い、古い友人と別れるかのようでした。
きっと他生の縁があったのでしょう。結局一彦さんの忠告は2つとも守れませんでしたが、なんとか無事に旅を続けることができました。

初日に出会ったなんちゃって紳士さんに出会っていなければ、ジョイデブくんとは出会っていないのですから、
一見よくない出来ごとも大きな目から見れば有り難いことだったのですね。

 大いなる導き(サムシンググレート)に心より感謝です。

                                                    
                       ネパール編につづく。   久美子




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       《《 月船からのお知らせ 》》

★【ならやま瞑想会~音による誘導瞑想~】8月20日(火)
 ガイアシンフォニー?と?に出演されている民族楽器による即興演奏家
 日本各地の神社・寺・教会・遺跡などで奉納演奏を行う。
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 第一回目は、邦楽界の若きプリンス 都了中さんのお話会を開催します。
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 ピアノ、フルート、うた、リコーダーなどでキュートな音楽をお届けします!
 夏休み中のお子様にオススメな音楽会です♡
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メルマガVol.7 2013年5月27日

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       《《 久美子の月船物語 第七章 》》
月船で、マザー・テレサの映画を3本続けて上映しました。
マザーの言葉の中で強く心に響く言葉がありました。
「好き、嫌いは感情です。愛は決心と努力です。だから敵を愛せるのです。」
この言葉にめったに泣かない50代の友人は帰りの電車の中で涙があふれて止まらなかったそうです。
「僕は今まで好き嫌いだけで生きてきた・・・僕は間違っていました。」
今まで見たこともないきれいな瞳で私に伝えてくれました。

私も両親が別れた後、感情で父を責め許せない日々がありました。
私の心は感情に占領されてしまっていたのです。そんなある日、父にはがきを一通出したのです。
「お父さん、元気ですか?」
心のこもらないシンプルなはがきでした。すると父から直ぐに返事がありました。
「あなたの手紙に涙がこぼれました」とありました。
私はすごくびっくりしました。心のこもらないこんな手紙に涙をこぼしたってどういうことなの・・・。
そっけない言葉がこんなにも父の心に触れるとはおもいもしませんでした。

その時、父の心を理解しようとする心の芽が吹き出したのです。
父も苦しみの中にいたのでした。
私と同じだったのです。

この時、私の心を導き救ってくれたのが芹沢光治良先生の「神の微笑み」でした。
光治良先生のお父様は宗教団体の信仰の為全財産を宗教団体に奉納し、社会的な地位も捨て、
布教師として団体に身を捧げられたのでした。
三歳の光治良先生は、ご自分で「親に捨てられた」と書いていらっしゃるように、
息子のため貧しさに落ちた祖父母の元で、耐えがたい苦労の中に育ったのでした。
その中で、恨み怒り失望あらゆる感情に遭遇しながらも、常に愛を選ぶ決心と努力を実行され続けたのです。

貧困と混沌のカルカッタでマザーが実践されたように、
光治良先生も決心と努力の元に多くの人を愛し導いてこられたのでした。
光治良先生の本をバイブルに、
ありのままの父を受け入れ、決心と努力をしている頃一つの夢を見ました。

一つの村がありました。私のことを村中が祝福してくれています。
餅つきの音が響き、村中の人々の喜びと笑顔がこぼれんばかりです。
その祝福の輪の中に私はいました。そして天から声が聞こえました。
「この魂は親で苦労する魂です。」


あーなんだ、親で魂を磨くと天に約束してきたんだ。だからお父さんと出会ったんだ・・・。心が軽くなりました。
だれのせいでもなく自分で選んできたのでした。

そしてひとつ成長した私を天はこんなにも祝福してくれている。
嬉しい夢でした。

おとうさん、私のお父さんになってくれてありがとう。
6月9日、父の一周忌です。

                                久美子



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       《《 月船からのお知らせ 》》

★映画上映会【コルベ神父の生涯】6月1日(土)
 アウシュビッツ愛の奇跡
 愛に生き、平和をかかげて死んだコルベ神父の足跡を描く。
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★映画上映会【うまれる】6月22日(土)
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★講演会【芹沢文子 心に鐘が鳴りわたるために】6月26日(水)
 故芹沢光治良先生のお嬢様が愛と優しさで溢れるお話をしてくださいます。
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★講演会・講習会【中健次郎 気功講演会】6月30日(日)
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